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悪徳業者にご用心

悪徳業者にご用心

建築・リフォーム業界ではいまだに悪徳業者と呼ばれる業者が存在し、不幸にも全国で毎年多くのお客様がその被害に遭われています。

下の表は国民生活センターに寄せられた「訪問販売によるリフォーム工事」の相談件数の推移です。

国民生活センター(PIO-NET)に寄せられた相談件数の推移

この数字はあくまでも「相談された件数」であり、相談されなかった被害者数を含めますと実際の被害件数は相当な数に上ります。

こうした被害に遭われることのないように、ここでは皆さんが悪徳業者の被害者にならないための注意点などをご案内します。

リフォーム被害に遭わないために

1.まずは悪徳業者を知ろう

悪徳業者の手口は業者により様々ですが、実は多くの悪徳業者にはいくつかの大きな共通点があります。これからあなたや、離れて暮らす親御さんが悪徳業者の餌食にされないためにも、悪徳業者について知っておくことは非常に大切。まずはその共通点についてお話しします。

共通点1:ターゲット
高齢者層に集中 国民生活センターに寄せられた相談事例や、新聞、ニュースなどのリフォーム詐欺被害の報道を見ると、悪徳業者の被害者は高齢者層に集中しており、トップに高齢者単身世帯、次に子供と同居していない高齢者夫婦世帯の順に並びます。

特に単身の高齢者の場合は近くに相談できる人がおらず、離れて暮らすお子さんとも疎遠になっているケースが多く、悪徳業者が容易に付けこみやすいため格好のターゲットとなっています。
被害が発覚しにくい 更に高齢者の場合は被害に遭っても離れて暮らすお子さん達に余計な心配をかけたくないという気持ちから自分がリフォーム被害に遭ったことをお子さんに伏せてしまうケースも多く、被害が発覚しにくいという点も悪徳業者が高齢者を狙う理由の1つです。
共通点2:営業スタイル
最も多いのが飛び込みの訪問販売で、ある日突然見知らぬセールスマンがお家にやって来て契約を迫るというパターンです。

訪問販売が多い理由は、狙いを付けている現場に直接出向くことで各家の大体の築年数や何年ぐらいリフォームされていないかなどが分かるだけでなく、表札や車や自転車の台数などから家族構成を推察し1番の獲物である「高齢者だけの家」を簡単に見つけられるためです。
共通点3:営業エリア
営業エリア選びの特徴としては、名刺や契約書に書かれた住所からなるべく遠く離れた地域を選ぶ傾向があります。

これはもしターゲットが不審を抱いたり、契約後にターゲットと揉めたりした場合に、容易に会社に乗り込まれないようにするのと、万が一悪事が発覚した際に証拠を隠滅し逃げる時間を稼ぐためです。

実は悪徳業者は瓦店、屋根工事店として店舗を構えていない場合が多く、被害者が名刺の住所を訪ねてみたら、社名すら書かれていない雑居ビルの1室で誰もいなかった・・・といったケースが決して少なくないのです。
突然やってきた県外業者のセールスマンには要注意!

2.悪徳業者の主な手口

瓦屋根リフォームの悪徳業者の手口といえば、

悪徳業者の主な手口

など、ご近所さんが依頼した業者を装いターゲットの警戒心を解いて家に入リ込み、最終的に高額な契約を結ばせる挨拶商法が代表的ですが、その他にも色々な手口がありますので主なものをご紹介します。

・点検商法

「当社では今このエリアで無料点検サービスを行っています。お時間はかかりませんのでちょっと見せてもらっていいですか?」と無料点検を餌に家の中に入り込み契約を迫る手口。

・宣伝、見本工事商法

「お宅は人通りの多い場所に建っているのでぜひ当社の宣伝や施工見本に使わせて頂けませんか?つきましてはその謝礼として瓦の葺き替えリフォーム工事を半額でさせて頂きます」などと持ちかけ契約させ、いざ工事が始まったとたん「調べてみたら不具合箇所が多く、このままではとても工事が進められない」と次々と追加の工事を迫り、最初に提示した金額の何倍もの工事費を請求する手口。

・成りすましアフターサービス商法

「昔お宅の工事をさせて頂いた工務店の瓦業者の者ですが、アフターメンテナンスにお伺いしました」と身分を偽って屋根に上がり「かなり傷みが進んでいるので今修理しておかないと後々大変なことになりますよ」とお客さんを動揺させ契約を迫る手口。

以上が代表的な手口ですが、最近は挨拶商法+点検商法など複数の手口を組み合わせることで、手口がより巧妙化していますので一層の注意が必要です。

3.悪徳業者の対処法

1・相手のペースに乗らず、自分からどんどん質問

ご紹介した悪徳業者の手口を見てもお分かりの通り、悪徳業者はあなたを急かし、慌てさせることであなたから冷静な判断力と交渉の主導権を奪おうとします。

ですから会話の中でやたらと「今すぐ」「今なら」を連発したり、必要以上に不安を煽ったり、オーバーな表現をする営業マンには要注意!!

そんな営業マンに遭遇した時は、たとえ相手がどんなにあなたを急かしてきても決してそのペースに乗らず、逆にこちらから「ご近所の工事とはどこのお宅なの?」「あなたの会社はどこにあるの?」「今までこの辺でやった施工事例を教えて」など、どんどん質問することです。

もしもその営業マンがきちんとした会社の誠実な営業マンならば、喜んであなたの質問に丁寧に答えてくれるはずです。逆に言葉を濁したり、ちゃんと質問に答えないまま契約を迫り続ける様ならば、さっさと話を切り上げてしまうのが賢明です。

2・悪徳業者の苦手なお客さんになる

悪徳業者は自分のセールストークに敏感に反応し慌ててくれるお客さんが大好きです。逆に苦手なのは冷静に気長に構えているお客さんや、すぐに家族や友人に相談したがるお客さん。

何故なら商談が長引いたり、家族や友人にあれこれ相談されたりすると、自分の嘘が発覚し、まずい事態に追い込まれるリスクが高まるからです。
ですからあなたが、

「大きなお金がかかる話なので急に言われてもすぐには判断できない」
「私の一存じゃ決められないので息子達とよく相談する」
「最近屋根をリフォームした友人がいるので一度相談してから考える」
と口にすればするほど悪徳業者はどんどん逃げ腰になっていきます。

3・自分や家族の情報を安易に教えない

悪徳業者は何気ない会話を装い
・あなたからどのくらいの額を請求できそうか?
・独立した息子、娘たちとは親密か疎遠か?
・周囲に商談の邪魔になりそうな友人や知人はいないか?
などを探ってきます。ですから面識のない営業マンに対してはお金や自分、家族に関する情報は出来るだけ与えない方が安全です。

悪徳業者から身を守る3つの心得
「保険リフォーム」には要注意!

ここ数年の国民生活センターへの相談で急激に増えているのが、「火災保が使える」という住宅修理サービスのトラブルです。

最近「火災保険で0円リフォームしませんか」といったキャッチコピーのチラシを配ったり、突然訪問してきて「火災保険を使って屋根の修理やリフォームをしませんか?火災保険を利用すれば自己負担0円で工事が出来ますよ。面倒な保険会社への請求手続きは全て当社が代行します」といった勧誘を行う業者との契約、施工トラブルが非常に増えています。

あまりご存知でない方も多いようですが、災害保険の補償範囲は意外に広く、火災以外にも「落雷・風災・ひょう・雪災・水災・破裂・爆発・水ぬれ・盗難・外部から物体落下・騒擾行為等」などで発生した損害に対しても補償されるようになっており、例えば
・台風で瓦が飛んでしまった
・雪で雨どいが破損した
といった場合にも保険会社に申請し、損害が認められれば修理費用を補償されるのが一般的です。

そこに目を付けた業者が「火災保険で0円リフォームをしませんか?」と、あたかも全額無料でリフォーム工事が出来るかの様な勧誘を行い、保険金請求の手続きを代行すると称して、本来は保険適用の範囲外である自然損耗の部分まで見積もりに入れた過大な保険金請求を保険会社に行い、不当に高い工事代金を請求するのです。

これだけを聞くと「結局は保険金が入り自己負担なしで屋根リフォームが出来るのなら問題ないのでは?」と思われるかもしれませんが、そうした業者の

・強引に契約を迫る
・住宅所有者になりすまして事実と異なる過大な保険金請求を行う
・保険適応外の自然損耗の部分まで保険金請求することをそそのかす
・高額な保険金請求の申請代行手数料を請求する
・キャンセルの申し出に対して高額なキャンセル料を請求する
・ずさんな工事を行い、クレーム対応をしない
・工事代金を前払させて工事を行わず雲隠れする

といったトラブル事例が数多く報告されており、国民生活センターをはじめ、保険会社各社のサイトなどでも注意を呼び掛けています。

各団体の注意喚起はこちら
国民生活センター
日本損害保険協会
もしもこうした業者に安易に工事を依頼し、その業者があなたに成りすまして保険会社に対し過大な保険金請求を行った場合、例え不正請求を行ったのが業者だとしても、被保険者であるあなたが責任を問われ保険契約を解除されてしまったり、保険会社のブラックリストに載り今後どこの災害保険にも加入できなくなってしまったり、最悪の場合は詐欺罪に問われてしまう恐れがあります。
こうした被害に遭わないためにも、火災保険での屋根リフォームを持ちかける飛び込みの業者にはくれぐれもご注意ください。

もしも台風や大雪などで瓦や雨どいが破損等した場合は、お近くの信頼できる瓦屋さんに直接ご相談されることを強くお勧めします。

ちゃんとした瓦屋さんであれば保険証券を確認し、保険の補償範囲かどうかの判定から保険会社への申請までを含めてきちんとアドバイスしてくれるはずです。
もう安心
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